代表者氏名 | 藤本 啓子(ふじもと けいこ) |
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代表者所属機関 | 特定医療法人神戸健康共和会 東神戸病院 緩和ケア病棟 |
役職・課程 | ホスピス電話相談担当 |
助成年度 | 2013年度 |
リビングウィル作成とその意義に関する研究を目的とした老い支度教室の開催
一般市民を対象に老い支度教室を開き、リビングウィルを作成する場を提供すると共に、リビングウィル作成が市民のヘルスケアに対する意識の向上と自立に及ぼす効果について調査研究する。
調査方法としては、アクション・リサーチの手法を用いる。
作成は、市内の2地域で、月1回、各4回行い、参加者にリビングウィルを作成してもらう。作成会では、本研究者が試作した書式を用い、5〜10名から成るグループで、テーマについてトークを行う。各グループには、進行役と記録係が入り、トークの内容は録音する。グループトークの前と後にミニレクチャーを行い、参加者に作成に必要な情報提供を行う。作成会後は、記録をもとに返り返りを行い、参加者の意識を分析する。
各回ともアンケートを取り、参加者の意識の変化を探る。合わせて、研究者は、リビングウィルの書式がより書き易いものになるよう、修正を重ね、リビングウィル作成の実現を目指す。